借金と戦いながら資産運用益を夢見るパパ

素人資産運用の奮闘記です。迷っている人の何かの気付きになれば!

私の履歴書その2

ちょっと三連休で時間が出来たので書いてみようかなと。

 

色々書きたいけど、まずは病気の事から。

 

最初に就職した会社の仕事がほんとに大変で

業績の悪さから、給与も一部カット、ボーナスも無しという生活が続きました。

 

会社の補助で寮に住んでいたのですが

出費を抑えるために、朝飯は食べず、

夜も2日に一回しか夕食を食べませんでした。

仕事は、朝の七時過ぎからはじまり、

真夜中まで残業することも多々ありました。

 

ブラック企業なんて言葉、

当時はまだ無かったような。

我々就職氷河期世代には、それでも

就職出来ることが嬉しかったのです。

今では考えられないですよね。

 

さて、就職にあわせて、会社や

提携する民間の保険会社さんから

生命保険の勧誘が、しょっちゅうありました。

 

でも、お金が貯まらないのと、

健康には自信があったので、入らずにいました。

 

もちろんタバコ、酒はやりませんでしたし、

若いうちは病気にもならないし

怪我するようなドジはしないと思ってました。

それでずっと生命保険に加入せず、

ローコスト生活をしていました。

 

その状態が8年続き、

さすがに仕事の大変さと

担当業務に区切りがついたのを機に転職しました。

 

転職後も仕事はキツかったですが、

ご飯も食べれるようになり、人間らしい生活を

送れていると思っていました。

 

ところが転職して3ヶ月経った位から

体調は問題ないのですが

尿にほんの少し血が混じるようになりました。

 

痛みは無くて、ダルさもなかったので

気にもしていませんでした。

仕事も忙しいので、ここでも

病院に行く気が起きませんでした。

 

というのも、転職した方はわかると思うのですが

半年は試用期間なのと、年休なんて少ないし

取りにくいんですよね。

だから、12月になって休みの日にたまたま

病院に行ってみたんです。

 

そしたら、膀胱に影が見えると言われて、パニックになりました。

私としては病気は大したものじゃなくて

ストレス性のものです、、、という回答を得るつもりで行ったのですから。

 

それが見事に外れて、何やら良くない雰囲気が(^_^;)

 

行ったのが小さなクリニックだったので

大きな病院を紹介され、その日のうちに精密検査をしました。

 

内視鏡検査ででた結論は、膀胱癌でした。

 

翌週緊急入院になり、あっと言う間に年休を消化。

年休も足りなくなり、病欠まで使いました。

 

手術は、2時間で終わりましたが

病理検査の結果、悪性であり、治ったとは言い切れないと

告げられました。

 

私の経験ですが、癌に掛かった人が治ることは

無いと思いました。

少なくとも先生は治ったとは言いません。

術後は定期検診がずっと続きます。

もう来なくて良いよなんて、

言われないとおもいます。

 

保険にも入っていなかったので

手術費用もその後の治療費も

かなり重くのしかかりました。

 

私の反省としては、

自分の健康を過信していたこと

仕事にかまけて、変化を見過ごしてしまった事

独り身だからと、保険にも入っていなかったこと

 

です。

このブログが生きるための何かのきっかけになればと思いました。

 

今もこうして生きながらえていますが

癌に一度掛かってしまうと不安がたくさん出てきます。

 

具体的には、

結婚してくれる人が現れるのか?とか

こんな人が今更保険に入れるのか?とか

家を買うのにローン組めるのか?

 

とか、諸々。

 

私は全てが、運良く良い方向に動いてくれて

人生をともに歩んてくれる人、子供、

それを守る家を建てることが出来ました。

 

だから強く思うんですね。

妻や子には、お金でつらい思いや

不安を持ってほしくないと。

 

あ、話がずいぶん長くなったので、

今日はここまで。